~2004年スマトラ沖地震~
ひとりの少女の質問から
2004年12月26日,インドネシアのスマトラ沖で発生した大規模地震は、
震源地周辺だけでなく、広範囲な地域に甚大な被害をもたらました。
当時、早稲田大学社会環境工学科の教授であった濱田政則氏(現アジア防災センター長)は、
震災後現地を視察した際、一人の少女から次のような質問を受けました。
「日本は昔から地震の被害を受けていたのに、なぜその経験を私達に伝えてくれなかったの」
この質問を投げかけられた濱田氏は、若年層の防災教育の必要性を強く認識し、WASENDを設立しました。
現在はその意志を受け継いだ大学生達が中心となって、日本とインドネシアで防災の授業を行っています。
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